【無料配信】映画「青天の霹靂」の高画質フル動画!dailymotion/パンドラも

青天の霹靂の監督はお笑い芸人の劇団ひとりです。彼の小説が原作となっています。作家や俳優・お笑い芸人として多才な才能を見せてくれる彼だけに映画のほうもとても見ごたえのある素晴らしい感動作に仕上がっています。 金もない恋人もいない平凡な男でマジシャンをやっている男、轟晴夫を大泉洋が演じ、その轟晴夫の母、花村悦子を柴咲コウが演じています。さえない生活を送り、人生に絶望している轟晴夫に、一筋の稲妻が落ちてきて、彼が生まれた年になぜかタイムスリップしてしまい、そこで、すでに他界している母、花村悦子と再会をし、轟晴夫の運命が大きく動き始める、というストーリです。 コミカルなマジシャン役の大泉洋の演技に笑えたり、落ち着いた柴咲コウの演技もあたたかみがあります。映画の設定は浅草が舞台ですが、実際の撮影は長野県の上田で行われており、レトロな映画の雰囲気も良い感じに出ています。 劇団ひとりも大泉洋もいつもおちゃらけたユニークなイメージがありますが、この作品では二人の別の顔を見ることができ、才能ある二人の魅力が伝わってくる作品といえます。涙と笑い両方ありで、映画を見終わったあと、とてもさわやかな気分になれる作品です。

「青天の霹靂」はお笑い芸人の劇団ひとりが「陰日向に咲く」に続いて書き下ろした小説です。売れないマジシャンが突然40年前にタイムスリップし、それまで知らなかった両親の過去や自分の出生の秘密を知っていくというストーリー。劇団ひとりが初監督として映画化し、自身も出演しています。 主演のマジシャン・轟晴夫役を大泉洋が軽快に演じています。持ち前のコミカルな演技もさすがといった感じですが、シリアスな場面も本当に見事です。自分の出生の秘密が明かされていく過程の、晴夫の不安な心境がじわーっと伝わってくるような、ストーリーにのめり込んでしまう演技力です。 そして劇団ひとりは監督兼、晴夫の父・正太郎役を熱演。小説の内容も充実していますが、映画では劇団ひとりの演技がことのほか良い！目で語るようなシーンにも注目です。また正太郎の妻・花村悦子役に柴咲コウがガチっとはまっていて、若き日の悦子と晴夫が出会うシーンにはグッときます。 タイムスリップという非現実的な展開ですが、実際はいい意味で期待を裏切る、人間くさい人情もの。見終わった後、何とも言えない切ない気持ちで満たされ、ジーンときます。全体的に笑いの要素がたっぷり散りばめられているので重すぎず、ほっこりさせられる感動作。